CD「天に響け　奇跡のオルガンat東京国立博物館」

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東日本大震災で被災した陸前高田市立博物館所蔵のオルガンが約3年の月日をかけて修復されました。修復の過程で、日本に3台しか現存が確認されていない「海保」というメーカーが明治〜大正期に造った貴重なものだということもわかりました。
その貴重なオルガンを演奏する機会を中村由利子がいただき、その後東京国立博物館で展示される際に録音が実現し完成した記念すべきCDです。実現までに数々のドラマがあり、多くの方の思いが詰まった作品になりました。その一人、松井五郎さんは素晴らしい詞を提供して下さり、プロデュース的な観点でたくさんのアイデアを下さいました。
白鳥英美子さんの歌、紺野美沙子さんの朗読、野島健児さんの朗読も収録し、文化財修復・保護、被災地に寄せる思いに満ちた内容です。修復されたオルガンは美しく力強い音を奏でます。総大理石で吹き抜けの東京国立博物館の空間に美しく響き渡っています。
その奇跡の響きを是非ご堪能下さい。